
超臨界流体抽出(CO2抽出)
Supercritical CO2 extraction
(超臨界CO2抽出)
二酸化炭素に圧力と温度を加えていくと
約72atm・温度31℃の点で
気体とも液体ともつかない状態になります。
この点を「臨界点」といい、
この点を超えると状態「超臨界流体」の状態といいます。
「超臨界流体」の状態は、
気体と液体の両方の性質を持っており、
プロポリス原塊や植物などの天然成分を
溶かし出す強い力があります。
そして、含有成分を溶かし出した後に
圧力を下げると、二酸化炭素は普通の気体に戻り、
すべて揮発するため純粋な抽出物だけが残ります。
この原理を精油の抽出に応用した方法が
「超臨界二酸化炭素抽出」と呼ばれています。
