超臨界二酸化炭素抽出法(CO2抽出) Supercritical Fluid Extraction

超臨界二酸化炭素抽出法

二酸化炭素に圧力と温度を加えていくと約72気圧・31度(臨界点)で、気体と液体の中間である流体(超臨界流体)になります。その超臨界流体の中に原料となる植物を入れると、芳香成分と有効成分が流体に浸透して溶け出します。その後、流体の圧力を元に戻して気化させると、芳香成分と有効成分だけが残ります。

● 低温での抽出が可能

(熱に弱い植物本来の栄養価や芳香成分を損なうことなく得れる)

● 溶媒が残留しなため、安心で安全

(抽出過程で二酸化炭素しか使わないため、食品やベビーケアにも安心して使える)

● 酸化による劣化や成分の変性が起こりにくい


ヨーロッパに数台しかないと言われている、超臨界流体抽出のできる高価な装置のひとつを個人所有しておりダマスクローズのCO2抽出法をおこなっているのは世界でもECOMAAT社のみです。

 

CO2抽出装置の特定の成分に的をしぼって抽出することが可能なことを応用して、現在カフェインレスのコーヒーやお茶なども販売されています。